ドゥテルテ大統領をフィリピン人、筆者の視点から

いきなりシリアスなトピックについて書かせて頂きます笑(今、書きたい!と思っている内容なので)

ドゥテルテ大統領
・今年6月30日に就任した新フィリピン大統領。
・今年7月末の時点で支持率91%と驚異的な数字。
・薬物に関わった者計2000人以上を警察などの手によって殺害したと報道される。(9月28日時点)
・アメリカ批判、ヒトラーを彷彿とさせる発言などで一層注目を国内外から浴びる。

現地の学生(クラスメイト)に質問
Q.ドゥテルテさんの違法薬物使用者と密売人に対する殺人をどう思いますか?

A. 一つ一つ答えを書くと長くなるので、数々の意見の中から、数の多かった意見を紹介します。
キリスト教の教えからしても殺人に賛同することはできないが、犯罪者を始末しなければ今度は自分達が殺される可能性がある。ドゥテルテ大統領には問題はなく、今までの政策に問題があった。よってこの政策に関しては誰かがやらなければならなかったのでは。

とのことです!確かに今まで放ったらかしにしていた今までの政権に問題があったのでしょう。だからと言ってこの強硬策が許されるモノなのかは、なかなか僕の中で答えを見つけるには時間がかかりそうです。結局は感情論になってしまう話題なのでしょうか?

ドゥテルテ = ヒトラー??
この二人を比べるのは良くないかもしれません。だが共通点を僕なりに見つけました。何のためにかと言いますと、僕の大好きなフィリピンに少し不安を感じているからです。僕にはどうにかできる問題でもないのですが、日本の未来にとっての参考になればと思います。
・国に不満を募らせていた国民は強いリーダーの登場を待っていた。
・圧倒的な支持率
・反対派への対応
・大胆な実行力
が共通点ではないか?と思います。
違法薬物に汚染されていたフィリピンでは政府に対する国民の目は冷めていました。ここでようやく真の大統領ドゥテルテ氏が出てきてくれたムードです。先ほど紹介した支持率に加え殺人を犯してでも政策を達成させる実行力。反対派への対応は国民に対してですが、大学生にインタビューした結果、ドゥテルテ氏の反対派に対する嫌悪感というのがかなり強かった印象があります。これはネットで拾ってきた情報ではなく自分で生み出した情報ですよで、そこまで参考にできるモノでもありませんが。
高すぎる支持率 + 反対派を黙らせる行動 + 実行力 = 独裁政権 が生まれるのではないかと僕なりに考えています。独裁政権と言っても一概に「悪だ!」とも言えるモノでもないので、やはり何が大切かと言うと「リーダーの思い」でしょうか。
批判的な内容になってしまったもしれませんが、ドゥテルテ大統領がフィリピン国民の生活を第一に考えていることを信じています! 中国への対応などは日本も参考にすべき事がたくさんありますので、これからも目が離せないですね!

最後に
大統領/ 内閣の支持率が高ければ良いってモノでもなく、ある程度バランスを取り、政権に対して批判をする組織の権利を守っていく事が平和な国づくりに繋がるのではないでしょうか?